2007-01-01から1年間の記事一覧

イラクからの手紙

先日参加したイラク人のエイド・ワーカー、カーシムさんの講演会で、彼の本を買った。カーシム・トゥルキ「イラクからの手紙:失われた僕の町ラマディ」(高遠菜穂子、細井明美訳、2007年)。この本を読んでいると、米軍がラマディで何をやっているのかとい…

4月以降のゼミで紹介する本の一部

4月から開講される基礎セミナー「平和研究入門」で紹介する本を考えている。 とりあえず今、家にある本のうち、よさそうなものをここに書いておこう。1. 島本慈子「戦争で死ぬ、ということ」(岩波新書、2006年) 2. 奥村和一、酒井誠「私は『蟻の兵隊』だっ…

イギリスで買った本と読み終わった本

イギリスでは島本慈子さんの「戦争で死ぬ、ということ」(岩波新書、2006年)を読み終わった。行きの飛行機のなかでは、「イスラーム世界の女性たち」を読んでいたのだが、途中からなんとなく読む気がなくなってしまった。最初はおもしろかったんだけどな。と…

イギリス出張中に読むべき本

明日からイギリス出張。この間に読もうと思っている本を挙げておこうっと。 1) 白須英子「イスラーム世界の女性たち」(文春新書、2003年) 2) 島本慈子「戦争で死ぬ、ということ」(岩波新書、2006年) 3) DAWN「フィリピン女性エンターティナーの夢と現実…

フィリピン女性エンターテイナーの夢と現実

ヨルダン滞在中に読んだ本は結局、「パレスチナ・ナウ」だけ。「チェチェンで何が起きているのか」は、帰りの飛行機のなかでちょっと読んだあと、うつらうつらしたり、映画などを観ているうちにそのままに。結局、帰ってきてからぐいぐい読んで、昨日、読み…

ヨルダンで読む本

明日の夜、ヨルダンに向けて出発。カタール航空なので、ドーハ経由。ドーハまでのフライトとドーハからアンマンまでのフライトのなかで、何を読もうかと考えていたが、結局、次のものになりそう。(1)林克明、大富亮「チェチェンで何が起こっているのか」(高…

エルサレム−未来の記憶 ディアスポラ作家リアーナ・バドルの軌跡と

岡真理さんの論考「エルサレム−未来の記憶 ディアスポラ作家リヤーナ・バドルの軌跡と聖地エルサレム」(アジア遊学No.86、勉誠出版、2006年)を読んだ。これはいい論考だ。共生を阻むもの、共生を物理的に拒否するもの、それに対する私たちの眼差しを考えさ…

パレスチナの声、イスラエルの声

ずっと日記を更新していなかった。うん?ということはずっと本を読んでいなかったということ? それは嘘だけど、読書量は仕事におわれて減っている。最近、夜寝る前に読んでいるのが土井敏那さんの「現地ルポ パレスチナの声、イスラエルの声」(岩波書店、20…

アルジャジーラとはどういうテレビ局か

お正月に読もうと思っていた川成洋さんの「スペイン内戦:政治と人間の未完のドラマ」をようやく読み終わった。実はそれほど感動するところはない本だったのだが、内戦の詳細を知るにはとてもいい本だ。入門書というべきか・・・。それにしてもスターリニス…

新年の読書

お正月休みは結局ほとんど本が読めず。風邪をひいてしまい、ぼーーとしてしまった。読み終わったのは、「ケルトの国のごちそうめぐり」だけだった。「スペイン内戦」は今、読んでいる最中。これは今日にでも読み終わるかしら? アイルランドのなかでも行って…