2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

イスラエル擁護論批判

やっと論文の執筆が終わった。論文といける質があるかどうか分からないけれど、それなりに問題点は追求したので、とりあえずのまとめになったように思う。イラク在住のパレスチナ難民の問題は、次の論文で取り上げたい。今回はスペースの余裕がなくなったの…

UNHCR&IOM

イラク難民に関する論文を書いているので、ここのところ毎日、UNHCRやIOMの報告書とにらめっこ。数字が多いなあ。仕方ない・・・。大量発生している難民のことを「対テロ戦争」がもたらした一つの問題点としてきちんとまとめておく必要がある。木曜日には提…

パレスチナ「自爆テロの正義」

以前、本屋で手にとってやめた本を数日前にamazonに注文。今日、職場に届いた。Q.サカマキさんの『パレスチナ「自爆テロの正義』」(小学館文庫、2002年)。一度は、タイトルが気になって買わないと決めたのだが、友人から、「この本、そんなに悪くないよ。…

移民社会フランスの危機

あと少しでタハール・ベン・ジェルーン著「娘に語る人種差別」(青土社、2007年)を読み終わるので、宮島喬著「移民社会フランスの危機」(岩波書店、2006年)を読むことにする。昨年買ったのに、まだ読んでなかった。研究室の本棚を見て、「あれあれ、読んで…

パレスチナ

ジョー・サッコのコミック「パレスチナ」の邦訳(いそっぷ社、2007年)を読んだ。英語版はかなり昔に読んだ。イギリスに住んでいた頃。このコミックは、おそろしいほど正確に被占領地に住むパレスチナ人の生活を描いている。そうそう、そうねと思うシーンが…

イラク:占領と核汚染

梅田の本屋で写真家の森住卓さんの「イラク:占領と核汚染」(高文研、2005年)を見かけて、そのまま購入。家に帰って早速読んでみた。森住さんの写真のすばらしさは定評がある。イギリスに住んでいた頃も反戦デモの後の集会で彼の写真のコピーを広げて、写…