われらはみな、アイヒマンの息子

 ギュンター・アンダースの「われらはみな、アイヒマンの息子」(晶文社、2007年)が届いた。来週の平和研究入門のゼミで取り上げる本。といってもその日は学会発表で東京に行っているので、私が授業をするわけではない。でも、来週の授業以降もこの本に関する質問等が出てくるだろうから、読んでおいたほうがいい。もちろん、内容に興味があるというのもある。

 ギュンター・アンダースポーランド生れの児童心理学者。ハンナ・アーレントと結婚していたときもある。アーレントといえば、最近、同じく晶文社からアーレント伝が出ている。これも注文しなくっちゃ。

 今日は、もう一冊本が届いた。Ilan Papee "The Ethnic Cleaning of Paslestine"(One World, 2006)。これも早速読むことにしよう。できるだけ早起きをして仕事を終わらせると、夜は寝る前に本を読む時間ができる。