イラク占領

パトリック・コバーンの「イラク占領:戦争と抵抗」(緑風出版、2007年)を買った。BK1で調べて、ほしいなと思っていた本だ。生協の本屋を歩いているときに目にして、そのまま即購入。

イラク難民の資料を探している。最近、ジュネーブでUNHCRの会議があったばかりなので、プレスリリーズを印刷。これから読んでいかないと。ヒューマン・ライツ・ウォッチのレポートも出ている。イラク難民、イラク在住のパレスチナ人、ともに厳しい状況に置かれている。これらの状況について、明後日、職場のセミナーで報告することに。

難民の世紀だった20世紀。21世紀もまた難民の世紀になるのか。いや、すでになっている。20世紀の難民の代表的な存在ともいえるパレスチナ人が、イラク戦争によってふたたび行き場を失っていることに私たちはどう応えることができるのか。私は大学で授業をする以外、あるいは雑誌等に原稿を寄せる以外何もできないのか、日々、悩んでしまっている。