カブールの燕たち

 昨日大学の生協を歩いているときに、ついつい大量に本を買ってしまった。どれも研究上、必要なもの。まずは、就寝前に読みたい本の二冊をここであげておこう。

1)ヤスミナ・カドラ「カブールの燕たち」(早川書房、2007年)
2) ポリー・トインビー「ハードワーク:低賃金で働くということ」(東洋経済新報社、2005年)

 イギリスに亡命したパレスチナ人の友人は、ロンドンでハードワークをしながら、生活をしている。朝6時から、パン屋さんでずっとパンやケーキを焼いている。月曜日から土曜日まで。休みは日曜日だけ。月800ポンドだから、けっしていい賃金ではない。19万ほど。そのうち、半分は家賃。ロンドンの物価を考えると、そうとうきついはず。その話を聞いていたので、ポリー・トインビーの本を読みたくなったというわけ。

今はまだ読んでいる本があるので、それが終わり次第、溜まっている本をやめて、この二冊を読もう。